旅の続きである。
副会長の愛車ジュリエッタはイタリア製だから
雪には強くない。
スタッドレスタイヤも履いていない。
宿のご主人が源泉を使って
車の屋根に積もった雪を溶かしてくれていた。
さすがに雪国は初動が素早く、
雪上車が次々と出動する。
通行止めになった高速道路区間を
通れるようにしてくれるのだ。
雪で閉じ込められそうなときには実に有り難みが分かる。
新潟からトンネルを抜け群馬に出ると青空が覗いている。
厳冬から晩秋に逆戻りしたようだ。
高坂のインターチェンジで休憩して昼ご飯にする。
旅の後は我が家で反省会をする。
今宵のお供は喜多方の酒・奈良萬だ。
東京も冷え込んでいるから燗酒がうまいね。
我が家の一員になったウルが留守番してくれていた。
