前夜の夕食。
同僚Eさんがどうしても僕を連れて行きたい
と言ってくれた店に行く。
1963年創業「永康牛肉麺」である。
一日を終えた後はビールくらい飲みたい。
僕はアルコールを飲んだら仕事はやらない。
なのでセミナーの打ち合わせは
翌朝の朝食後にやることに決める。
Eさんのお勧め、牛すじ麺を注文し、
ガラスケースの小皿から僕が三皿選んで運ぶ。
なるほど、この店は僕たち庶民が愛する店である。
地元のみなさんがみなうまそうに麺を口に運ぶ。
やがて、従業員の女性三人が
僕たちのテーブルにやってきて
まかない飯を食べ始める。
僕たちと同じ麺、小皿を
三人とも実にうまそうに食べる。
きっと毎日食べても飽きないんだね。
こんな店はいい店に決まっている。
