役割が入れ替わる


ようやく平熱に戻り、
洗濯(我が家はコインランドリー)、買い物、掃除、
出張荷物の整理に取り掛かった。
僕のウィルスをしっかりもらった同居人は
8℃台の熱が下がらず、僕と同じ音で咳き込む。



それでもきょう同居人はY教授とHのライブに出かける。
(注:Hなライブではない。Hはバンド名のイニシャル)
Y教授と行くとなればライブ前に酒、ライブ後に酒である。
酒の誘いは生涯断ったことがないのが同居人だ。



せめて、と築地の女将にもらった新潟ル・レクチェを剥き、
台湾高山烏龍茶を入れ、ウインナーと野菜の熱々スープを飲ませる。
風呂はゆず湯で暖まらせる。
なんのことはない、数日前と役割が入れ替わったのだ。



僕は明日からならし運転で出社してみるが、
4日通えば、2013年も店仕舞いだ。
でなく自力で治す気持ちと家族の支え。
信頼できる医師の診断・処方。
そのすべてが病から立ち直るために大事であることを
またも知りました(平伏)。



   (上海The Puliでいただいた裁縫セット。実に愛らしい)


ちなみに同居人は病院に行かず、
めったに薬を飲まず、
ほぼ自力のみで幾多の病気や怪我を乗り越え、
どんなときも合間に煙草を吸って一服する剛の者です。