突貫工事に明け暮れる


上司から指示が飛び、
終日突貫工事に明け暮れる。
おっしゃることはもっともだ。
実現するには適切な人を選んで適切に指示を出し
適切に判断しなくては求められる品質のものを納期に納められない。
おっしゃる方はプロセスはご存知ない。
あるいはご存知でも、
それで手綱をゆるめてはいけないのが上司というものだ。



指示を聴き予測はしたが、きょうが突然、肝の日になり、
午前3時間半、午後5時間半、計9時間ぶっ続けで集中工事。
適切な人に声をかけ、適切に材料を選び、適切に指示を出す。
ま、適切というのは半分以上自己評価だから、
本当に最善だったかどうかは分からない。
が、こうした火事場では
自分が最善と判断したことを信じて進まなくてはどうにもならない。
それは経験で知っている。
躊躇は命取りだ(肉体的には死なないが)。



さすがに疲れた。
一緒に進めてくれた二人の同僚Tさん、Nさんがいなければ、
僕ひとりではどうにも立ち往生していたに違いない。
いずれにせよ、シニア世代はそう長くは集中が続かない。
明日は午前半休に決めた。
少し休んで、また戦場に出かけよう。