火を熾したら、なにか炙ろう


胡留さんの食欲がない。
主治医O先生に診てもらったが血液検査の結果は問題なし。
大王ストレスも肝臓の数値を悪化させるには至っていない。



同居人が胡留さんに食べさせようと
新サンマ(250円也)を買ってきた。
台所で焼けば煙でボウボウになってしまう。
七輪で炭を熾す。


幸い、焼きたてサンマはお気に召し、
大部分は胡留さんの胃袋に収まった。
せっかく熾した火がもったいない。
なにか炙ろう。



   (魚卯の親父に勧められたつぶ貝。
    刺身でよし、炊き込みご飯の具にしてよし)


魚卯で買ってきた鰻
(静岡加工の大きめのが1,100円。つい財布のひもがゆるんだ)、
鰻の肝串、最後に残ったつぶ貝など温め直したり、焼いたりする。
休肝日なのできょうはオールフリーだ。



庭で小さな火を熾して、魚や貝を炙って食す。
ただそれだけのことなのに、なんだか浮き浮きしてくる。
Aさんにいただいた一合炊き飯ごうで鰻ご飯を作ってみる。