天然の真鯛、食べ応えあり


我が家の健康と胃袋を支えてくれる店の一軒、
駅向こうS商店街の「魚卯」。
三切れ590円の紅鮭を買っても、厚切りで旨い。
この値段でこれだけの鮭は
駅前のスーパーS、L二軒も出せない。
値段が高くなるか、鮭がうすっぺらになるか、どっちかだ。



副会長を呼んで晩ごはん会を開くことになり、
同居人の携帯指示で真鯛を買う。
最初の鯛(1,064円)が小ぶりすぎて三人前にはとても足りない。
もういっぺん出直し、大きめの鯛を半身(2,150円)で買う。
これが大当たり。



刺身、かぶと炭火焼き、三つ葉と酒蒸し、
仕上げに鯛茶漬けにして十二分に堪能した。
旨いものを知っている胡留さんも黙々と食べ、
大王の残した分もきっちり平らげた。
三人と一匹が大満足して、しかも翌日のアラ煮もちゃんとある!



仕入れの実力ある魚屋には末永く商売してもらいたいから
週末ごとにせっせと通う。
ひょうきんな兄ちゃんに
「奥さんの指示が出たら、三回目も来たらいいじゃん」とからかわれる始末。
人にいじられてこそ、人間関係は滑らかになる……
ま、そうだといいんだけどね。