いそいそとG鮨の暖簾をくぐる


世間にはまだまだ奇特な人がいて、
それが我が同居人であるとはなんたる幸運!
所得税還付金で秘湯会に寿司をご馳走しようと言うのだ。



私鉄I線S駅そばのG鮨。
食いしん坊の先輩A亭がこっそり教えてくれた鮨屋
実に旨い鮨を手頃な値段で食べさせる。
とは言え、行きつけと言えるほど我が家の財布で通えるはずもない。
ときおり訪れるこうした僥倖の機会に
いそいそ三人分のカウンター席を予約し、暖簾をくぐる。




5月の4、5、6日は築地の河岸が休みで、
G鮨のように良心的な店はきっちり店を閉める。
この日はネタが豊富で、
口の肥えた同居人も珍しく次々注文する。
小鯛・春子(かすご)(写真上の上)、小鰭(写真上の下)、
トリガイ、どれもよい。



鶴正宗の燗をチビチビ飲りながら、
仕上げのマール(!)までいただいてしまった。
粕取りブランデーである。



明日からまたせっせと同居人の賄いメシづくりに励むとしよう。
朝の晩柑100%フレッシュジュースから、
食後のコーヒーと苺のデザートまで。
もちろん胡留さん、大王の面倒も見ますとも!