猫のDVで友人が避難しに来た


詳細は同居人のブログ「もるとゆらじお」を読んでいただくとして
猫にもDV(Domestic Violence=家庭内暴力)があると知った。
猫が別の猫に暴力を振るうのではない。
飼い猫がいままで仲良く暮らしていた飼い主に暴力を振るうのだ。



  (我が家の胡留さんは大人しく優雅)


友人Kさんは途方に暮れて我が家に緊急一時避難にやってきた。
顔はなんとか無事なものの手も足も傷だらけだ。
手当する薬が切れていたので
近所のドラッグストアで買ってきた。
普段は食欲も酒欲も旺盛なKさんが心労でさっぱりだ。
水ばかり飲んで、食事もほんのわずかしか手を付けない。



  (突然の来客に同居人謹製シーフードカレー)


飼い猫Rには怯える理由がある。
その理由が時間とともに解消するのか、
それとも診療が必要になる病気を発症したのが原因か、
獣医ではない素人の僕たち三人には分からない。


家に帰るのが怖いとKさんは一泊宿泊していった。
乾燥エサ、水を残してきたから一晩くらいはRも大丈夫だ。
でも怖いからと言って帰らない訳にはいかない。
我が家の胡留さん、大王はいまのところDVの気配はまったくない。
ただそれだけでも有難くなるような気になる一夜だった。