厦門(アモイ)に来ている


台北から西に飛行機で1時間ほどの距離にある
中国の都市、厦門に来ている。
英語名はXiamenでアモイとはずいぶん発音が違う。
成田から直行便で4時間。
台湾の有力紙「中國時報」が主催する学生のコンペティション
Young Creative Awards 2016審査を頼まれた。



ホテルに到着して早々インタビューを受け、
スポンサーがepweike.comであると教えられた。
若いクリエーティブを紹介したり作品を売買する
インターネット上のプラットフォームで
ここ厦門の起業家が始めたサービスである。
僕は初耳だった。



大企業との共存について質問されたから、
日本ならまずリスクを考えて、なかなか動けないだろうと答えた。
スピード重視で起業し、
不都合な点を修正しながら進めるやり方は
シリコンバレーに似ている。
台湾と中国本土が海峡を挟んで
協業を試みる一例のようだ。



2015年12月に同じ中國時報が中国・長沙で実施した
Asia-Pacific Advertising AwardsのスタッフLさんが
再度僕を呼んでくれた。
中國時報の北京合弁会社で働く女性だ。
前回も今回も日本人は僕一人で、
中国語が飛び交うアウェイがむしろ心地よい。