アンテナを広げ、錆を落とす時間


グローバル人材の育成・支援を目的に
石倉洋子慶大名誉教授が2010年に始めた
グローバル・アジェンダ・ゼミ(GAS)。
僕はライン職を外れ部下を持たなくなった2013年、
石倉先生と仕事をした同居人の薦めで応募し、半年間参加した。
以来3年半、同窓のみなさんと付かず離れずで
刺激されたり、ときどき刺激したりの関係が続いている。


世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ

世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ


Mayumiさんが音頭を取ってくださり、
(たぶん)GAS史上初の忘年会が開催の運びになった。
飲んで食べるだけの忘年会とはひと味もふた味も違って、
4人の同窓生の10分プレゼンテーション(すべて英語)。
グループ別のゲームをはさんで二組のゲストスピーカーによる
プレゼンテーションがコンテンツとして準備されていた。



マラリア撲滅のNGOを立ち上げたMizunoさんは
本を執筆、新水野塾を始めた。
戦場フォトグラファー久保田弘信さん
アフガニスタン、シリアで一般の人たちがどんな日々を送っているか、
写真・映像で表現・発信を続けている。



僕が見たアフガニスタン Afghan Blue―久保田弘信写真集

僕が見たアフガニスタン Afghan Blue―久保田弘信写真集


土曜日に都心まで出掛けていくのはちょっと億劫な気もしたが、
こうした機会を活用して自分のアンテナを広げ、錆を落としておくのは
とても大事なことなんだな、
とあらためて実感した2時間半だった。



                     (写真提供:Yuki Toda)


エネルギー溢れる石倉先生は散開後、
カウアイで休暇を過ごすため成田に向かった。
先生は、僕たちGAS同窓生250名の、
素敵なロールモデルなのです。