目に見えない力が後押ししている感覚


世界と通じ合うクリエーティブスクールを
作ってみたいと思っていました。
勤務先の理解と支援、
世界各都市の同僚、社外の仲間たちとの共同作業で、
その何割かが実現してきました。



ブリーフに基づく4週間の準備。
集大成となる二日間の東京でのワークショップ。
永遠に変化せず、同時に急激に変化している創造性の泉から
甘露を味わい尽くす挑戦です。
会議室のトレーニングに終わらせず、
現実の仕事として世界をよりよき方向に変えるきっかけに結び付くよう、
全員が知恵を絞り、行動します。



タフですね。
楽しいですね。
ふたつの感覚が混ざり合い、
脳と身体の疲労が混濁してきて
山の頂上が見えるのか、見えないのか、分からなくなります。



小さな、小さなクリエーティブスクールですが、
野望は大きく持ちたい。
国際広告賞の獲得はひとつの目印だけれど、
その基準をゴールにはしたくない。



どうしてこんな企画が成り立っているのか、
ときどき不思議になります。
僕自身は3年半前に定年退職し、
再雇用で勤務しているシニア社員に過ぎません。
何か目に見えない力が後押ししているとしか思えないような、
不思議な気持ちにときどきなります。


佐藤優さんの元で学んでいる神学の思考・技法
こんなとき役立つのかな、ともふと思います。
人智を超えた力に触れようとすると、
近代的論理・倫理だけではどうにも太刀打ちできません。


神学の技法: キリスト教は役に立つ

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(まもなく発売される新刊。『神学の思考』続編)
神学の思考

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