2017-11-18から1日間の記事一覧

吉村萬壱『ボラード病』(文藝春秋、2014)

病に罹患した主人公が全体を物語っていたことが ラストシーンで明らかにされる。 この構造時代は目新しいものではない。 小学生のときに観た怪奇SF映画「マタンゴ」(1963)も この構造だった(怖かったなぁ〜)。 文章、特に会話の細部が圧倒的によくて 最…