深夜の井戸端会議

2008年、最初の週の仕事が終了。
お酒も飲まずに日中は会社の仕事、
深夜はベルリンスクール論文と
このところ二本立て興行が続いている。
週末の金曜深夜、近所のダイニングバーMで
ちょっとだけ飲んで帰ることにした。
閉店も間近い時刻だったので他に客はいず
シェフのひろしくんも手持ちぶさたのようであった。
突出しはごぼうサラダ。
白州のオンザロックを二杯。
おつまみは、クロッカンテ(写真)と
黄ハタのカルパッチョ
赤のハウスワインをグラスでもらって、
パンチェッタ(イタリアベーコン)
といろいろきのこのペペロンチーノ。
クロッカンテはイタリア風パリパリチーズせんべい
と称するおつまみで、
ウィスキーにもワインにもよく合う。
近所の郵便局に正月明け強盗が入り、
90万円を奪って逃走中とか
男ふたり、深夜の井戸端会議が始まる。
ご近所情報は案外重要なのだ。
Mの斜め向かいに
フランス洋菓子本店がオープンして
年末年始からよく流行っている。
お台場に支店を持ち、
ここで作っては支店に運んで売っている。
でもなんでこんな場所に本店なんだろう
とひろしくんも僕も疑問を持っている。
好奇心の強い同居人が一週間ほど前に
アンチョビを使った棒形パイなど数種試し買いした。
お値段も上等だが、味もよかった。
いまのところひろしくんの店Mには
格別の影響は出ていない。