いのちの種を未来に - 中山幸雄デジタルノート

種の勉強を始めることにしました。
テキストブックは野口勲『いのちの種を未来に』です。
秘湯会で畑を借り、有機肥料で野菜を栽培するようになってから
なんとか安全で質のいい種を入手できないか探していました。

ところが、いま日本で手に入る種は
F1と呼ばれる一代限りの種ばかりです。
世界中の種を牛耳るメジャーが支配しているのです。
F1に対して固定種と呼ばれる種は、
野菜本来の味が楽しめる安全な種です。
収穫した野菜から採種できますから
種屋は商売にならないとやめてしまったのです。

野口さんは野口のタネ・野口種苗研究所の主宰者で
いまや絶滅の恐れさえある固定種の種を
インターネット販売で広めている人です。
探せば世界には志の高い方がいるものですね。

種の勉強を続けて
来春には野口のタネを使ってみるつもりです。