コクーン地下で読みふける人


新宿西口コクーンタワーの地下にできた書店ブックファースト
90万冊の本・雑誌を揃えていると駅のポスターに書いてあったから
一度は来てみたいもんだと思っていた。
岩波新書として出版された丸山真男清水幾太郎の著作を見つける。
普通の本屋には岩波の本はあまり数を置いていないのだ。



 (新宿西口のコクーンタワー。
  数千人の若者がこのビルでファッション、医療、
  コンピュータグラフィックスを学んでいる)


本を探すのにアマゾンは実に便利だが、
リアル書店がなくなってしまうのも困る。
それには時おりこうして街の書店に足を運び、
お金を使うことが肝心だ。
人間、横着はいけない。



書店でぶらぶらしていると
思いもかけない本が
目に飛び込んでくることがあるからおもしろいのだ。



ブックファーストの地下二階には椅子が数脚設置してあり、
すべて満席で、仕事帰りの会社員か、学生か、
思い思いの本を手にして読みふけっていた。