「ネオテニー・ジャパン」展


上野の森美術館に「ネオテニー・ジャパン」展を観に行く。
医師・高橋龍太郎が所有する現代アートをまとめて観られる機会である。



  (産經新聞の記事より引用)


僕が一番印象的だったのは入り口に展示してあった
鴻池朋子の「惑星はしばらく雪に覆われる」(写真上)。
光る狼だ。
空飛ぶナイフが人間と狼のカタチになってゆく「Knifer life」も
鴻池朋子の初期の作品である。



他には町田久美「訪問者」、奈良美智の4作品、
秋山さやか「ベルリンをあるく」「あるく 私の生活基本形」が
印象に残った。



現代アートと言うと難解、抽象的という先入観があるが、
10代20代の人たちが会場で自然に楽しんでいる様子がよかった。
タイトルの「ネオテニー」は「幼形成熟」と訳される。
7月15日まで。


(文中敬称略)