清澄白河・辰巳湯の半露天風呂


金曜日。勤め人にはうれしい週末の始まり。
銀座のアップルストアに寄ってみると
最新機種iPhone GSを予約注文する人でいっぱいだ。
僕の用事はまた次回にする。



山野楽器では国際コンクールで優勝した盲目のピアニスト、
辻井伸行さんのCD、DVDを店頭販売。
立ち止まったり、購入する人がいて注目を集めている。
NHKでライブで演奏していたショパンの「革命」はよかった。
辻井さんのデビューCDを僕も買ってみた。



地下鉄で清澄白河に向かう。この駅で下車するのは初めてだ。
東京銭湯組合のPR誌「1010(せんとう、と読む)」で紹介していた
江東4番・辰巳湯につかるためである。
辰巳湯は半露天風呂が自慢である。



  (辰巳湯の女性側半露天風呂。PR誌「1010」より)


東京の銭湯には露天風呂を備えた所が結構あるのだが、
そのほとんどは屋根がついていて、
半露天だったり、吹き抜けの窓になっている。
銭湯は日々の暮らしのためのケの存在であり、
そうじや手入れのことを考えれば、それが正解である。
山の湯の露天風呂とは設計思想が違う。



  (辰巳湯の男性側休憩室。PR誌「1010」より)


夜の空気が流れ込む半露天風呂、水風呂につかっていると
憂さが晴れる。これが銭湯力だろうか。
辰巳湯は露天が自慢であるだけでなく、とにかく浴槽が広い。
20人は平気で入ることができる。
天井も高い。だから、なんだか気持ちがいい。



湯上がりは番台で紙コップを10円で買うと、
浄水器の水やお茶を自由に飲んでよい。
おまけに整体師が専属でいて、コーナーでソフト整体を施している。
60分4,000円で、15分でもやってくれる。
繁華街の2/3の報酬である。