セカクリ5年、朝100回


クリエティビティを学ぶ世界一小さな塾、
セカクリ(世界クリエイティブ塾)を開講して5年弱、
今朝で100回目を迎えました。
当初は非合法地下組織でしたが、
いまでは会社の研修に正式に採用されています。



きょうは新入社員Eさんが
6月末にやったプレゼンテーションの収録ビデオを
全員で見ながらフィードバックしていきます。


Eさんのプレゼンテーションは「逆転する」をキーワードに
古今東西の広告やそれ以外の材料を集め、
自分の考えた結論を発表するものでした。
E家では昨夜ビデオを見ながら
ご両親がいち早くフィードバックしてくれました。
Eさんがどんな家庭で育ったか、想像できるようですね。



  (鯛めしのうまい店「宇和海」が5月いっぱいで店を閉じていた。
   知らなかった。商売でも長く続けることは大変だ)


セカクリを続けていく道中で、
シジフォスの神話の如く、
大きな岩を坂の上に持ち上げている気分になることもあります。
けれど、いま、ここで、自分ができることから始めないと
なにも変わらないんじゃかな。
理想を遠く高く掲げるだけで行動しないのなら、なにも変わらない。
そうも思い直すんですね。


100回続けても塾長の僕が飽きないのは
大発見はなくとも、毎回、小発見があるからです。
クリエティビティに終わりはなく、
人間(自分も含む)を観察、分析することから
洞察が生まれることを学びます。



  (きょうとあした、新橋は「こいち祭」でにぎわう)


夏の間、新入社員のふたりは
チームで中間課題に取り組むことになっており、
サポートする先輩メンターたちが一緒に汗をかいてくれます。
ひとりきりで取り組んでいては、情熱はときどき品切れになります。
困難な時ほど励まし合うことが大事ですね。


新人ふたりの発表は8月末。
その頃、まだ残暑が厳しいのかな。