カンヌでも「復興の狼煙」を上げた。
NPOであるACT Responsibleが企画・運営する
Tribute to Japanの展覧会である。
釜石市の被災者のみなさんが登場する13点のポスターが
このプロジェクトの経緯を説明したボードとともに
特別コーナーに展示されたのだ。
(スピーチする国連代表。右端がACTのHerve事務局長)
この日は国連代表、カンヌ市長、世界の広告会社CEOらを招いて
セレモニーが開かれた。
僕も「復興の狼煙」チームのみなさんに代わって
短いスピーチをした。
「被災地のみなさんや、
それを応援しているみなさんを応援したいと思い
舞台裏で働いてきたが、
応援されたのはむしろ僕たちだった。
このポスターをご覧になるみなさんが、
被災地のみなさんが復興にかける思いに触れ、
反対に励まされることを僕は期待しています」
とスピーチを締めくくった。
翌日には電通セミナーの冒頭でも
釜石市のポスター4点が紹介された。
このポスターに込めた思いが、
ここカンヌでもさらに多くの人たちに届くことを祈る。
(会場で同時に掲載しているポスター。
指を朱肉につけ日の丸の円の中に押すことで
日本への支援の意志を表明してくださっている。
企画・制作=藤井亮+張間純一)