シンガポールの熱気を浴びて



数年ぶりにシンガポールにやってきて
経済の熱気とはこういうものなのか、と肌で実感する。
港にはコンテナが山積みになり、
工事している高層ビルディング屋上では二台のクレーン車が作業中。



夜は夜でまだ火曜日だというのに
まるで週末のようなにぎわい。
時間帯によってはタクシーもつかまらないと聞くと
昔々の夜中の六本木を思い出す。
会社でも20代、30代の社員に勢いがあって
その半分は女性である。



宿泊しているホテルのロビーには
強気経済(ブル・マーケット)のシンボル黒牛が飾られている。
ここまでやるかと感心しながら
50代の日本人はつい苦笑する。


夕方になると風が出てきて心地よい。
シンガポールは年間通じて31℃前後であるから、
いまの東京よりよっぽど涼しいのかな。