獺(かわうそ)と祭りを愉しむ日々


先週末にかけて四日ほど家を空けていたので
昨日今日は我が家のTora's Barで一杯やる。
日本酒の常備酒は「獺祭(だっさい)」である。
僕は常温もお燗も普及品で充分。それが一番おいしい。



「獺祭」はすべて純米大吟醸だが
僕の常備酒はどちらも3,000円でお釣りがくる。
正一合300円である。
そりゃあ、世の中、安い酒を探すなら
いまどきいくらだってある。
十条「斎藤酒場」も渋谷「富士屋本店」も
四ツ木「ゑびす」も安価でうまい酒を飲ませる。
提供する料理にどんぴしゃりの酒を飲ませてくれる。
もちろん、それはそれで愉しい。だから通う。



でも一方で、家で一杯やるときに
自分の基準になる酒を選びたい。
僕は日本酒ならいまのところそれが「獺祭」である。
チビチビやりながらこうしてブログを書いてみたり、
読みさしの本を読んでみたり、
自分が勉強している分野に取り組んでみたり。
それは外の酒場にはない、我がTora's Barの愉しみである。



とまぁそんなことを僕がわざわざ書かなくたって
大人たちは自分のペースで愉しみを見つけているんでしょうね。
きょう生きていることにお互い乾杯!