インターネット高依存社会に暮らす


ときどき小雨が混じる金曜日。
オフィスはキャビネットの大移動があって
フロア全員が18時までに退社することになっている。
時間に余裕ができたときは
普段できないことをやっておくに限る。



S駅前Y電機に寄る。
WiFiルーター乗り換えの相談に行く。
1年前、出向元に帰任した際、
MacBook Airを購入、emobileと2年の使用契約を結んだ。
国内ならおおむねどこでもインターネットを使って
仕事ができる環境を整えた。



あれから1年。通信速度向上は著しく休むことがない。
通信速度、割引料金、契約解除手数料などを比較検討し
LTE対応WiFiルーターGL01Pに乗り換えを決めた。
月額3,880円の負担はこれまでよりかえって安くなる。
半導体チップ、サーバーの性能進化は「ムーアの法則」に支配され
価格下落が同時進行する。



LTEはLong Term Evolutionの略。
次世代高速通信規格である。
これまで使っていたWiFiルーターが下り21Mbps。
GL01Pは下り75Mbps。やがて112Mbpsまで通信速度が向上する。
と言うことは現在で4倍弱、
いずれは6倍弱の速度になる計算だ。
動画の高速大量ダウンロード、アップロードに対応していくには
通信速度を上げていくしかない。
いつまでも続く追いかけっこだ。



ところでこの日の朝、
僕たちの部署のインターネットが使えなくなった。
原因は不明だ。
1時間以内に解決がつきたいした問題にはならなかったが、
いかに僕たちがコンピューター、インターネットに
依存する社会になったか、事故があると痛感する。