なにが起きてもインドです


スピーカーとして招待されたコンファランス一日目。
会場に主催者が見当たらないなぁと思ってスタッフに尋ねたら、
なにかの事情で急に来られなくなったという。
しかも、彼はインドでなくアメリカ在住であった。
アメリカ人らしい名前だなぁと僕も思っていたんだよ。
その割には僕が変更したフライトに合わせて
空港に迎えに来る運転手の時間変更までやってくれていた。
自分は異国にいるのにあわてず騒がずたいしたもんだ。



ピンチヒッターを任された地元インドの雑誌編集長は
四つの会場を掛け持ちして八面六臂の忙しさ。
名刺を差し出し挨拶したがどこか上の空だった。
舞台裏の事情を聞いてみれば無理もない。



結局お願いしていた機材チェックもきょうはできず、
MacBook Airにつなぐ音声コードも会場にはなかった。
事務局の女性イーシャに明朝のテストをお願いした。
もしそれでもダメならマイクで音声を拾うか、
最悪音声なしで画像だけ見せながら説明していくか。



まぁ、きょうできることは全部やったし、
それでも機材が整わないならその条件でベストを尽くすのみ。
しゃあないですね。
日本人にしてはちょいと雑な神経ですが
そこはインドですから。