メルボルン地下鉄事故防止キャンペーンが
今年のカンヌ・フェスティバル・オブ・クリエティビティで
グランプリを5つ獲得した。
広告史上もっとも話題になった公共広告と持ちきりだ。
さて、我が国では如何?
伝えようとしていることは同じだと居直っては、
世界のコミュニケーション戦争では勝利できない。
「世界でもっともアホな死に方」と身も蓋もない言い方。
アニメーションでオブラートに包む技術。
そこに毒を含むメッセージ性があることを見逃してはならない。
日本では堀井博次を筆頭とする関西クリエーティブが
東京クリエーティブを嘲笑うお家芸の技術であった。
(文中敬称略)