岡康道『夏の果て』(2013)


人は現金なものだ。
彼岸が過ぎて秋の気配に街がすっかり包まれてしまうと
あれほど暑かったはずの夏の記憶がずっとずっと遠くなる。



あったかいおでん鍋で、
いい感じにつけた燗酒などちびりちびりやりたいなぁ。
酒の友に、秋の気分にひたれる小説を読みたいなぁ。
ひざの上で猫が居眠りしているのがいいなぁ。



友人、岡康道が小説『夏の果て』を書いた。
読んでみるかな。


夏の果て

夏の果て