アラか、切り落としか、裁断本を見つけた


佐藤優講師の著書をベースに
資本論』の勉強を続けている。
基本となる教科書、参考書は手元に置いておきたいと思い、
「日本の古本屋」、Amazon.co.jpなどで掘り出し物を探す。


いま生きる「資本論」

いま生きる「資本論」

いま生きる階級論

いま生きる階級論


講座で紹介されて二三人が購入すると、
誰も見向きもしなかった古書の値段があっという間に跳ね上がる。
資本主義の原理通りだな、と苦笑する。


宇野弘蔵『経済学方法論』も探していた一冊で
古書市場相場で10,000円から40,000円!(送料別)だ。
教科書として、とても手が出る代物ではない。
そうこうしていると、ある古書サイトで
裁断本が864円で出品されているのを見つけた。


自炊と呼ばれるPDF電子書籍化のために
頁をバラバラにしたのが裁断本だ。
僕は中身を読めるなら充分だ。
即、買い!
こんな出物はめったにない。
魚ならアラ、ハムなら切り落としみたいなもんですね。
お買い得で中身が一緒だから僕は全部好きなんです。




送料380円を入れて1,244円。
基本教科書は手元に置いて、
必要なときにいつでも読めるのがいい。
文庫で復刊すればみんなが読めるんだけどね。


経済原論 (岩波文庫)

経済原論 (岩波文庫)


  (宇野弘蔵『経済原論』は岩波文庫で復刊。
   2014年から始まったピケティブームのおかげか?)