CD会議前夜、ビデオ編集に格闘する


AdFest、SpikesAsia閉幕翌日は
アジアパシフィックのクリエーティブ・ディレクター会議を開く。
今回で6回目。バンコクに集結した。
そこで紹介する審査員インタビュービデオ制作のために
アドフェスト4日目プログラムは参加を諦めた。



多忙な審査員のスケジュールを押さえ、変更に対応し、
スタジオ代わりに自分の部屋を使うためチェックアウトを延長し、
コーヒーや軽食をルームサービスで用意し、
タイランドオフィスの若手二人に撮影を依頼し、
日本語で収録したテープを聴き直して英語同時通訳に備え、
Final Cut Pro Xの使い方を思い出して2/3ほどに編集する。
まぁ、ひとり「猫の手」プロダクションをやっていた訳だ。



日本代表審査員Yさん、Sさんの話は
僕が聴いていてもとても勉強になる。
おまけに編集するとき何度も聴くので
彼らのメッセージのエッセンスがじょじょに深く分かってくる。
CD会議参加者に関係ない部分はカットした方が話が締まる。
こうしたことは雑務としてイヤイヤやるのでなく
役得と思って前向きに取り組んだ方が精神衛生上もいいのだ。



会議参加者の半数以上はAdFestには参加できなかったから、
審査員の最新ビデオが彼らの参考に少しでもなるといい。
会議前日は夜中0時過ぎまでホテル自室に籠もっていた。
冷蔵庫のビアシンを飲み、ルームサービスのピザを囓りながら
ビデオ編集に格闘していた。
なんでもひとりでやれるようにしておかないと、
いざというとき間に合わないものね。