台湾・金門島から厦門まで2.1km



厦門にいる四日間、
僕は毎朝麺である。
ラーメン、うどん、ビーフンと3種の麺があり、
野菜、貝、点心が大皿で並ぶ。
皿に自分が入れたい麺、具を盛り付け、
料理人に預けると5分ほどで茹で上がる。




  (写真下: 左下にトマトが沈んでうっすら赤く見える)


台北の友人Mがトマトを入れているのを見て真似をする。
新宿「白龍」にトマト湯麺という名物メニューがあったが、
そもそもトマトはソースにするくらいだから
熱を加えるとまた風味が変わって美味しい。
でも、うどんにトマトとはまったく思い付かなかった。
試してみると悪くないね。



  (海の向こうに見えるのが台湾領金門島。かつて本土と戦闘があった)


厦門は海に面した街であり、主要部は島だから
海産物が豊富で旨い。
台湾の友人たちはここに来ても
まったく外国にいる気がしないそうだ。
台湾領の金門島は2.1キロ先に見えていて、
もっとも近接している中国領が厦門なのだ。