教育が品格を育んだ街


審査翌日は市内観光である。
地元厦門の役所、広告協会に協力してもらうイベントなので、
街を観光しPRに貢献するのも仕事の一部なのだ。
もちろん、先方のもてなしの意味もある。
55人乗りの大型バスで移動する。




厦門は、成功したある実業家が
その財産を妻子に相続する代わりに地元に大学群を作った。
田舎の漁村に過ぎなかった厦門が発展し、
経済成長だけにとどまらず住む人たちに品格があるのは
教育の成果だとシンガポールの友人、上海在住のNが指摘する。
なるほど。




早めの夕食が済んでもまだ予定は終わらない。
台湾風の夜市を訪れる。
日本にはないアジアのエネルギーを体感する。
食欲が其処彼処に歩いている感じだ。



一日中、スマホアプリWeChatで
メッセージ、写真、スタンプがチーム全員に飛び交う。
日本で言えばLineだが、
短期間の密度の濃いコミュニティには最適のアプリだ。