インド料理店でひとり打ち上げる


最終日6月25日のチタニウム/フィルム等の授賞式が終わるのは
21時を回るはずだから始まる前に何か少しお腹に入れておく必要がある。
サンヨーTabigarasu(旅ガラス)に再び登場願って湯を沸かし、
日清のどん兵衛・生そば食感を茹でる。




近所の八百屋で一人分のインゲンを購入し、
麺と一緒に煮込む(割引してもらって0.30ユーロ=35円)。
同じく近所のパン屋で買っておいた小バゲットをかじる。
二種のオリーブ、クミンを混ぜて焼いている。
バターを付けなくとも塩味がいい加減だ。



21時30分を過ぎて授賞式が終わる。
カールトンホテルの向かいでクロージングガラ、花火が始まるが、
人と会ったり話したりするのもなんだかもう億劫だ。
ホテルに戻ってキッチンの冷蔵庫に冷やしておいた缶ビールと
ポテトチップスの残りでひとまず乾杯!
その後は6ヶ月前に開店した近所のインド料理屋Jに裏を返して
ひとり打ち上げだ!



野菜のビリヤーニ、白ワインハーフボトル。
ミルク入りのチャイで仕上げる。
31.5ユーロの勘定に3,5ユーロチップを置いて
35ユーロ(約4,200円)。
カンヌで二軒目の店だそうだが、
このあたりは人通りが少ない。
いままさにフェスティバルが開かれていることなど嘘のように
ひっそりしている。


来年もし僕がカンヌの地を訪れることができたとしても
この店がまだあるかどうか、
年若い男性インド人店長がそのまま働いているかどうかは
予測がつきかねる。