公立図書館HPがサイバーアタックされた


現在都内5区の公立図書館で登録して
年間200〜250冊前後の書籍を借りている。
そのうちのひとつ、千代田区立図書館ホームページに
アクセスできなくなり、窓口で尋ねたことがあった。
その後の報告が公開されていた。


   「不正アクセスに関するご報告とお詫び」
   (略)


   千代田区立図書館ホームページにおいて
   不正アクセスによるプログラム改ざんが確認されたため、
   現在ホームページの公開を停止しています。
   (平成29年11月8日11時15分より—引用者注)
   (略)


   調査の結果、海外で管理するIPアドレスより不正ログインされ、
   有害サイトに強制的にアクセスさせる不正コードを
   追加されていることが確認されました。
   (略)


   安全に復旧させるためには
   セキュリティ設計からやり直す必要があり、
   改修には3ヶ月以上要することが判明しました。
   (略)


   新システムは、
   3月14日からセキュリティ対策の強化を図り
   より高いサービス抵抗を目指し再開いたします(以下略)


   千代田区立図書館 指定管理者
   千代田ルネッサンスグループ
   ゼネラルマネージャー 宮尾賢一



エストニアが発行する電子市民e-ResidencyのIDカード)


2017年から「電子市民」として僕が登録している
バルト三国エストニアでも
同年8月、専門家からシステムの脆弱性が指摘された。
安全性の問題を解決するため、
80万枚のIDカードのソフトウェアを更新。
その影響で僕のIDカードも使用停止になり、
現在、再発行手続きの順番を待っている状態だ。


国や公共機関をターゲットに実行する
サイバーアタックが増えてきているのか。
務めている会社でも
メールシステムを使って個人情報を引き出そうとする
サイバーアタックがあったばかりだ。


デジタル時代に生きる僕たちには、
サイバーテロ、サイバーアタックを防衛する意識、技術が
必須課目になってきた。


サイバー戦争論:ナショナルセキュリティの現在

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サイバー・インテリジェンス(祥伝社新書)

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