カスピ海ヨーグルトを作りはじめた

太極拳仲間のMさんから
カスピ海ヨーグルトの種菌を分けてもらいました。
さっそく指定の「種類別・牛乳」の表示がある
牛乳500mlパックを買ってきて製造開始!


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30℃近くまで気温が上がるいまなら
24時間前後でできあがります。
小学生のときの理科の実験観察を思い出しますね。
自分で「手作り」すると愛着が湧きます。
発酵がちゃんと進んでいるかどうか、
ときどき瓶をそぉ〜っと傾けてチェックします。
(強く揺するのは禁じ手)


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完成したら冷蔵庫に移して冷えるのを待ちます。
どれどれ、お、旨いじゃないか!
同居人が、友人Kさんにいただいた梨の残りを使って作った
自家製梨ジャムを載せると相性が抜群でした。


「手作り」と言ってもほとんどの仕事は微生物がやっている訳です。
僕たちは微生物の存在なしには暮らせません。
フジッコ「手づくりカスピ海ヨーグルト・種菌セット」(3g X 2包入り)
クレモリス菌・アセトバクター菌混合培養液を使用しています。


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(菌種:Lactococus lactis subsp. cremoris FC,
 Acetobacter orientalis FA
 クレモリス菌FC株が発酵の際、ねばり成分EPSを作り出す。
 このねばり成分が健康維持にかかわる多様な機能を持つ。
 製造所:日本ジフィー食品株式会社宇治工場)


それにしても、作ったヨーグルトから次々ヨーグルトができるのですから、
フジッコはこの製品でどうやって利益を上げているのか気になりました。
(サイトを覗いたら、製品開発・販売までのヒストリーが載っていました。製品に歴史あり)
使い続けるとさすがに菌の力(菌力、ですかね)が落ちてくるので
3ヶ月に1回は新しい種菌を使うとよいとメーカーは推奨しています。
Mさんに報告がてら話したら、
「そんなこと、しないわよねぇ〜」と一顧だにされませんでした。
顧客は厳しいのう。