経済活動と胃袋の関係

yukionakayama2007-06-21

会社の近所に韓国のエレクトロニクスメーカー
S社ビル(たぶん本社)がある。
ここに移転してくるとき、S社重役が
新大久保にあった韓国料理屋の経営者と交渉した。
料理屋は顧客を確保してS社と一緒に移転してきた。
おかげで僕たちもおいしい韓国料理をリーズナブルな値段で
昼食や夕食に食べられる。
同じ経営者で二軒店が並んでいるが、写真は参鶏湯が名物の店のランチ、
豆もやしビビンパ定食。スープ、野菜の小皿が三品ついて、
テーブルの二種類のキムチは食べ放題。
とうもろこしの冷たいお茶を出してくれて、1200円。
ちょっと胃がくたびれた日も、さっぱりしていてお腹におさまる。
さすが本場の味で、S社社員とおぼしき韓国人でいつもにぎわっている。
この店の周辺には韓国のCD、DVD、雑誌を売る店もある。
韓流エリアである。
海外で仕事をしていれば、固有の文化が欲しくなるのが
人間なんだろうなぁ。食文化はその最たるものだろう。
舌や胃袋は案外保守的である。
役員会議の後で、韓国料理屋移転を議論していた
S社の重役たちの姿を思い浮かべる。
少なくとも、この決断にS社社員は反対はしなかっただろう。
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