どうってことのない、貴重な秋の日


さぁ、きょうは秋の三連休の最終日。
と言っても格別なことをするわけではありません。
買い物やら洗濯やらがあって自転車で出動です。
同時に街の様子をチェックしておきます。
地元の情報はまめにアップデートしておかないと
店も建物もどんどん変わってしまいます。



茨城のYさんから今年も荷物が届きました。
Yさんが田畑で作っているサツマイモと新米です。
有り難し。
量がたっぷりあったので
さっそく同居人がご近所、友人におすそ分けしています。
結構な年齢であるはずなのに、いまだに作物を育てているYさん、
尊敬いたしております。



駅のそばでは三茶(三軒茶屋)の大道芸のみなさんが
出前にやってきています。
人間の二倍以上の身長の巨人が二人、
会話をしながら街を練り歩いています。
よく転ばないもんだなぁ。





1927年創業の酒屋「宮崎屋球三郎商店」では、
これからの季節、ぬる燗によさそうな銘柄を入荷していました。
こちらは歌舞伎界の玉三郎ならぬ、
旨い酒を取り揃えている球三郎です。
きょうは富山・氷見の酒「曙」を仕入れておきました。
また、いずれの週末か、副会長を呼んで日本酒研究に励む所存です。



街を一回り、二回りしてやれやれと帰ってくると
月がきれいだよ」と同居人が言います。
ご覧の通り夜景を撮影しても
僕のデジタルカメラではこのくらいの品質の画像が限界です。
肉眼で見た良さを定着させるならデジタル一眼が必要ですね。


用事をひととおり済ませた後は
家で勉強したり、食事を準備したり、猫と遊んだりの時間です。
もちろん人類の歴史の片隅にも残らない、
どうってことのない秋の一日ですが、
僕にとっては、貴重な時間なんだよなぁ。


きょうも命があって、よかったなぁ。
誰にともなく感謝して、頭を低く垂れる秋の日です。