固定種を絶滅させない挑戦




  (昨年12月6日の絹サヤの様子)


昨年11月に蒔いた絹サヤが
このところの陽気に誘われてグングン伸びてきました。
頭がつかえてネットが窮屈そうになってきたので
そろそろ寒さよけも不要だろう、外してやりました。



  (きょう3月15日の畑の絹サヤの様子)


通常のF1の種でなく伝統的な固定種です。
ということは、収穫後に採種でき、
その種を11月に蒔けばまた花を咲かせ実を付けます。
普通に市販しているF1の種は一代限りで
こどもを作ることができません。
毎年種を買わせるために、
世界中のメジャーが意図的にそうしているのです。



昨秋から秘湯会は野口種苗研究所から
固定種の種を買い始めました。
ちいさいことだけど、自然と共生するために
僕たちができる挑戦です。



昔の姿に一番近い小松菜、周年使える東京べか菜も
野口のタネから仕入れました。
どちらも一袋300円。
買う側が申し訳なくなるくらいの安価です。
日本全国あちらこちらで
農業の素人たちが固定種を受け継いでいけば
まだまだ絶滅は防げるかもしれません。



  (久しぶりに現れたおとぼけくん。
   以前ほどご飯を食べないのはどうしてか。
   この後、夜が更けてから再度現れ、
   ササミと猫缶を食べて帰っていった)


F1の種と固定種の種の違いについてもっと詳しく知りたい方、
野口のタネの注文したい方は以下のリンク先からどうぞ。


http://noguchiseed.com/


野口勲さんの本も勉強になりますよ。


いのちの種を未来に

いのちの種を未来に