富山ブラックとケロリン桶


富山遠征三日目。
最後の昼食は駅前に出て噂の富山ブラック
富山黒醤油ラーメンを食べることにする。
魚料理が続くと汁物やカレーライスなどがやたら食べたくなるものだ。



 (市民は事前に登録しておくと市内数カ所にある
  レンタサイクルを自由に使える。環境に配慮しているらしい)


お腹を空かせるためにまずは市内を散策。
富山市には42万人が住むが、日曜日の市内はガランとしている。
飲食店も閉めているところがやたら目に付く。





駅前にはかつてロマンポルノを上映する小映画館があった
「シネマ食堂街」が残っている。
新宿ゴールデン街を思わせる一角である。
いずれはこの地区も取り壊しになる運命なのかもしれない。




やや塩辛いスープが黒ラーメン。
東京ラーメンショーであまたあるラーメンを押さえて
売り上げ全国第一位に輝いた。
学割だと一杯あたり200円安くなるため店は学生で混雑していたが、
連中は替え玉目当てか、とんこつラーメンを食べていた。



秘湯会の公式遠征土産は、
ケロリンのキーホルダー。
銭湯の洗い桶で有名なケロリン
富山の内外製薬の製品だったのだ。ちっとも知らなかった。



あの洗い桶をメディアにして
ケロリンブランドを刷り込もうとした知恵者
いったいどこのどなたなのか。
富山のくすりを全国ブランドにした
この土地のDNAのなせる業か。