さとなお『うまひゃひゃさぬきうどん』(1998)


さとなお『うまひゃひゃさぬきうどん』を読む。
この頃、僕は、遅れてきたプチさとなおブームである。

ブログ「さなメモ」へもちょくちょくおじゃましている。
まさしく僕も「さぬきうどんか……そこまで執着するものかな」
と思っていた読者のひとりだ。


うまひゃひゃさぬきうどん

うまひゃひゃさぬきうどん


六本木一丁目のオフィスで働いていたときも
ときどき帰り道にあるさぬきうどんの店に寄っては、
「ぶっかけ」「天ぷら」など食べていた。
セルフサービスも面白いし、食べ応えのある麺だし、
値段もリーズナブル。
が、なにがなんでも通い詰めたいとは正直思えなかった。



僕は本当のさぬきうどんを知らなかっただけなのだろう。
しかし、この本を手にしたことで、
僕のさぬきうどん観は早くも変わりつつある。
さぬらーたちの聖典とも呼ばれる『恐るべきさぬきうどん』も
アマゾンのマーケット・プレイスで見つけて取り寄せてしまった。


恐るべきさぬきうどん〈第2巻〉

恐るべきさぬきうどん〈第2巻〉


次は温泉+さぬきうどんの旅を秘湯会で実現したいと
副会長とも水面下で非公式協議を始めたところである。
深みにはまりそうな、イヤな予感がしてならない……
「うまひゃひゃひゃ……」の声がこだまする。



(文中一部敬称略)