土曜日はTora's Barを開店して、本を読む。
区立K図書館の向かいにある木村ベーカリーは自家製パンの店。
日本の町場のパン屋の実力は
ドイツ、フランスなどの「食事パン」と違って
実は「おかずパン」にあるのではないか。
焼きそばパン、ソーセージクロワッサンを買う。
ふたつで、300円。
これが意外といいつまみになるんです。
徳島市内に住む義父からクール便で水穂のテンプラが届く。
軽くあぶってやるとほんのり甘みが出てうまい。
魚の練り物は星の数ほどあれど、水穂はうまい。
使っている魚がいいとしか思えないね。
朝のうちに畑に行って絹さや、スナックエンドウを収穫する。
塩を入れた湯でサッと湯がいてやる。
繊維質を感じさせない柔らかさ、自然の甘みにはいつも感心する。
日本酒で知られる愛媛の梅錦がつくった小麦ビール、ヴァイツェン。
瓶内発酵させる南ドイツ風ビールは
ピルスナーとはまた違った味わいがある。
僕は大好きだ。
にごりつながりで、獺祭(だっさい)スパークリング。
これから暑くなる季節には口当たりスッキリですぜ。
そして、〆は、阿波半田の名作、
剣山堂の極・古式手延べうどん。
高松のうまひゃひゃさぬきうどんも気になるが、
徳島のうどんのレベルは実に高い。
ゆでた麺を冷やし、出し汁を冷やし、
刻んだみょうがをのせて「ひやひや」でいただく。
おつまみ、お酒をオールスターキャストで工夫して、
家飲みで読書三昧の土曜日だ。