奥入瀬偲んで「みず納豆どんぶり」


かれこれ20年ほど前に
会社の同僚たちと奥入瀬を旅したことがあった。
そのとき朝だか昼に出してくれた山菜がいまでも頭に残っていて、
近所でたまたま見つけるとつい買ってしまう。



「みず」という山菜であり、青森や秋田の名産だ。
わが駅前のS青果店は小ぶりの店だが、
季節には山菜などの品揃えも充実しており目が離せない。
ここで「みず」を見つけた。一束、250円。
さて、どうやって食べようか。



「みず」は湿潤な土地を好み、
切るとぬめりのある山菜である。
そうだ、細かく刻んで納豆と混ぜてみるか。
根の赤い部分は食べると谷中生姜を思い浮かべる。
刻めば薄皮もさして気にならない。



休日のランチに、シンプルな「みず納豆どんぶり」。
納豆好きにはきっと気に入ってもらえる簡単レシピだろう。
(納豆嫌いの人はきょうのエントリー、飛ばしてくださいね)
ちなみに刻む前の「みず」はこんな姿である。



   (サイト「東北農場」より上記写真引用)