新興都市Gurgaon のファームハウス


いま僕たちが訪れているのは
デリーにほど近いグルガオン(Gurgaon) という新興都市である。
この10年で開発が進み外資系企業が続々近代的オフィスに入っている。
確かにGurgaonと所在地が記されている名刺を
ムンバイの会議で何枚もいただいた。



インドを最初に訪れてから9年。
一国の経済が発展するとはこういうことかと肌で実感する。
デリーの空港はすっかりモダンな建物に変貌を遂げた。
インドが中国、ブラジルなどとは異なる独自の発展をしていることが、
赴任や在住のみなさんとの会話からも推測できる。



きょうのセッションは環境に配慮したファームハウスで行った。
農家であった場所に手を入れながら上手に自然を残し、
WiFiが使える研修・宿泊設備に仕立てている。
ここには世界各地からアーティストが集まってくる。
ビルが林立する地域から20分で行ける場所にあるとはとても思えない。



この日のワークショップはインド人、日本人合同で行った。
インド人の考え方、物事へのアプローチの仕方が
ときに僕たちとまったく異なることに何度も気づく。
確かに混沌とする場面はあるけれど、僕にはその違いが面白い。
違いにこそ未来の仕事につなぐチャンスが潜んでいると思う。