サバイバルする4軒の商店


夕刻からは会津から届いた地鶏、山菜で小宴。
副会長、Uちゃんが遊びにやってくる。
台所ではその準備で同居人がてきぱき動き回っている。
こんな日の昼食は近所の魚久弁当を調達する。



僕の家の近所には4軒の商店がサバイバルしている。
なんでも屋を兼ねた酒屋2軒、八百屋1軒、
そして弁当屋を兼ねた魚屋1軒である。
以前あったスーパー、豆腐屋、肉屋は相次いで閉店。
近くに店がなくなって困るのは自分たちなので、
この4軒で買い物するようにしている。



   (鯖の塩焼き弁当545円。たらこのトッピング+100円
    油揚げの味噌汁+100円)


魚久は家族経営でそれぞれ担当があり、
鮮魚の他に魚の品揃えを活かした弁当、自家製総菜を売る。
近所の人たちはもちろん工事関係のみなさんが
安価で栄養バランスのいい弁当を買いに来る。



ご主人とはひょんなことから
地元の祭りの裏方としてお付き合いが始まった。
酒屋の大将が世話役であり、
酒屋のせがれや八百屋の親父は地元消防団のメンバーである。