Puku-gariより、ぷくがり


僕が暮らす街には旨いパン屋が多い。
少なくとも4軒はレベル以上である。
中でも最近気に入っているのが個人経営の手作りパン屋「ぷくがり」。
ふっくらと「ぷく」のご主人、スマートで「がり」の奥さん、
二人合わせて「ぷくがり」。


店のロゴはローマ字表記でPuku-gari。
「なんだか覚えにくくて損してるなぁ」
と広告宣伝のプロである僕はいつも思っていた。
「あれ?きょうはのぼりが出ている」
しかも、店の表記はひらがなの「ぷくがり」。



「こんなのぼり、あったかなぁ」
お二人に質問してみると、数日前に出したばかり。
店の敷地からさほどはみ出ていないので、掲出料もかからない。
「のぼり、いいですね。ひらがな表記も分かりやすい」
僕が広告宣伝の仕事をしていることも伝えると、
ご夫妻で「出して、よかったです」と喜んでくれた。


我が家では同居人がパンを食べないので、
ブロックで半斤分(薄切り4枚)だけ売ってもらっている。
パンの耳が子どもの頃から大好きなので、
「切り落とさないでね」とお願いしている。
半斤4枚で140円。食事パンとして、有難いです。