仕事と報酬とピケティ


仕事と報酬に以前から興味を持っている。
昨年12月から再雇用制度に応募して
シニア契約社員として採用されてからはなおさらだ。
地元のスーパーの募集掲示
時給で一番高いのが「早朝荷受け・品出し」、
毎朝7時から10時まで。1500円。



仮にこの仕事で採用になって365日休みなしで、
毎朝3時間だけ働いたと仮定してみる。
受け取る金額は年間1,642,500円。
これで部屋を借りて電気水道ガス代を払って、
税金がやってきたとしたら……?
とても暮らせそうにない。


と言うことは、
もうひとつ仕事を掛け持ちすることになるな。
でも、深夜までの仕事だったら、
とても朝7時から連日働けない。



そもそもシニアには
体力勝負の荷受け、品出しはできないだろう。
トマ・ピケティ『21世紀の資本』を読まなくても
日本の昨今の労働環境に思いをはすことは可能なのだ。


21世紀の資本

21世紀の資本


第一、この本は高すぎてシニアには買えん(5,940円)!
千代田図書館で検索したら区全体で127人待ちだった。
ひとり二週間閲覧するとして、読めるのは5年後、2020年だ。
そのとき、ピケティ理論はまだ説得力を持っているかな?
もっとも買った人でも読破した人は少数派だろうな。難解だもの。