中国圏審査員に交じって僕ひとり


審査会場は宿泊しているホテルから車で10分ほどの
Changsha Advertising Industrial Parkである。
長沙は英語でChangsha。
中国広告協会、下部組織・長沙広告協会のサポートを
全面的に受けている。
このビルの会議室にも協会の名前が見える。



室内は寒い。14℃から17℃くらいである。
外気温はだいたい東京の冬とほぼ同じ。
暖房があまり効いていない感じだ。
審査は9時からスタートして終了したのが22時を回っていた。
他の組は深夜0時を回るまでかかった。



総勢17、8名が中国圏(台北、北京、上海、大連、長沙)から参加し
中国圏以外は僕だけだった。
4グループに分かれ僕はアジアパシフィック広告を担当するD組。
台北2名、北京1名、東京1名の4名。
英語堪能な審査員は台北の女性ひとりだけだったので
中国語(1種類でなく多数の方言)が飛び交う。
こうした環境は結構経験があるのでアウェイとは格段思わない。



広告は人間模様を映し出すから、
例え秀作でなくとも人の暮らしや社会の姿が垣間見える。
高い得点は差し上げられなくとも、
人間活動の一表現と思えば興も湧く。