湖南省長沙に来ている


中国湖南省長沙に来ている。
毛沢東の故郷の省都である。
我が家を出て北京で乗り継いで計12時間。
中国は広大だなぁ、と身体と時計で実感する。



  (深夜に到着した長沙黄花国際空港


台北の古い友人の招待で
新聞社「中國時報」が主催する
Times Asia-Pacific Advertising Awardsの審査にやってきた。
この賞は今年で38回目を数える。
カンヌで初めて国際広告賞審査を務めた1997年から2002年まで
6年連続で審査員・スピーカーをやらせてもらった。
そのとき知り合った友人たちが、
現在中国圏のあちこちでクリエーティブのトップを務めている。
2002年以来、13年ぶりである。



  (毛沢東の写真はWikipediaより引用)


中国はこれまで
北京、上海、大連、瀋陽、広州を訪れ、
長沙で6都市目。
新しい街を訪れるのは
いつもワクワクするような体験だ。



  (地図はWikipediaより引用)


今回は台北、北京、長沙が協同して開催する。
大陸と台湾の共存、競合関係は
政治の世界だけでなく広告の世界でも起きているのだ。
そうした空気感はこうして現場を訪れ、
人々と交流してみないとなかなか肌でつかめない感覚だ。
広告賞運営関係者に知った人が2人いた。
13年ぶりの再会だ。