きょうの午後は
MacBook2台カバンに入れて銀座に出かける。
1台が不調でももう1台をバックアップにできる。
全広連主催アドフェスト16報告会のスピーカーのひとりとして
30~40分ほどのミニセッションをやることになったのだ。
アドフェストは1998年にNPO運営としてタイで始まった
地域国際広告賞だ。
僕は創設のときからお手伝いを続けている。
カンヌライオンズを筆頭に世界には名だたる国際広告賞があり、
業界の発展や個人の研鑽を刺激してきた。
20世紀後半までアジアにはそうしたフェスティバルが
ほぼ存在しないに等しかった。
アジアに受け入れられる広告表現が
アジア以外ではさっぱり理解されないことがある。
だからと言ってアジアで作られる広告クリエーティブが
二流三流ではない。
そのことを証明しようじゃないかと始めた広告祭なのだ。
(写真上:ヤング・ロータス・ワークショップ
AdFest公式ホームページから引用)
ヤング・ロータス・ワークショップといって
アジアパシフィック(中東含む)で選抜された20代の若者たちを
三日半に渡って現地タイ・パタヤで鍛える「道場」がある。
日本代表として参加した大石・タルボット組の発表が
この日の報告会のハイライトだ。
(ヤングロータス16日本代表 左:大石さん、右:タルボットさん)
定員80名の会場は瞬く間に予約で満席になった。
入場無料のボランティアイベントなので、
銀座電通ビル8Fの会議室・機材を使って実施するのだ。
僕はオーバービューとフィルム/フィルムクラフトロータスを担当した。
パタヤで審査員を務めた電通・澤本嘉光さんのインタビューをしていたから
審査の様子も詳細に報告できる。
お持ち帰り資料として、
(1) 10分で読める世界の広告賞入門
(『電通報』2015年2月号、中山幸雄)
(下線部クリックで読めます!)
(2) アドフェスト/スパイクスアジア/カンヌライオンズ
過去10年間のテレビ/フィルムグランプリ受賞リスト
(関連レファランスurl併載)
二点を用意した。
Creativityを次世代に継承するために
自分がやれることはやってみようと考えているのだ。