近所のS酒屋廃業決定に大ショック


前夜のごはん会で八面六臂の活躍の同居人に
自分でできることで感謝を表現しようと
翌日の後片付け、賄いメシを担当(ま、当然ですね)。




胡麻ごはん。蜆の味噌汁。
アジ開き(石川)、サヨリの一夜干し。
菜の花おひたし。割干し大根とアサリ煮(以上2品は同居人謹製常備菜)。
とちおとめ。



僕もバゲットとカレールーで賄いメシを済ませ、
台所掃除、冷蔵庫の中身整理、宴会部屋掃除。
その後は買い物を兼ねて、プチウォーキング。
K図書館で週末の新聞を読む。
もちろん目玉は、毎日日曜版「今週の本棚」。



(2017年2月19日毎日新聞「今週の本棚」より)


また、桜の国で

また、桜の国で


近所で一番贔屓にしている
S酒屋のご主人Kちゃんと立ち話していたら、
今春で廃業するとのこと。
大大大ショック!
アメリカの新大統領が決まったとき以上のショックだ。



酒もタバコもどこでも売れるようになり、
スーパーとの価格差には個人店ではとても太刀打ちできない。
昨年だったか一昨年だったか放火事件があって、
小火で済んだものの、一ヶ月以上業務用冷蔵庫が故障。
その間に離れた常連客は二度と戻ってこなかった。
てっきり後を継ぐと思っていた働き者の息子さんは
50にして就職活動開始。
年齢のハンディは大きいようだ。


近所の、勤勉な個人店が生き残れない時代。
効率性最優先の経済の元、
僕たちはずいぶん貧しい時代を細々と生きている。
価格だけに判断や行動を左右されがちな
僕たち顧客の意識にも原因があるな。