在宅勤務で「セカイメガネ」翻訳を進める


前日、上司Mさんにメールを入れ、
6月2回目の在宅勤務の了解をいただく。
サーバには「在宅勤務ファイル」を上げてあり、
その日必要な資料、原稿等は更新してある。
フェイス・トゥ・フェイスの打合せ等がなければ、
必要に応じて自宅で仕事ができるよう制度ができたのだ。



(分からないことは、訳出前に億劫がらず全部調べておく)


定年退職する年から始めた社のウェブサイトのコラム
「セカイメガネ」の翻訳を進めておく。
もう連載5年目だ(下線部クリックでアーカイブをお楽しみください)。
もともとは以前部下だったSさんが広報に異動し、
彼女が編集担当に僕を推薦してくれて始まったコラムだ。
(こないだ朝の通勤電車で偶然出会い、その御礼を伝えた)


海外のネットワークオフィスで働く同僚に
「あなたの身近で見つけたSomething New」を
肩肘はらないコラムとして寄稿してもらう。
外部翻訳スタッフSさんに下訳してもらった上で、
僕が執筆者の意図、人柄を思い浮かべながら大胆に「超訳」する。
(オンラインだけでなく、直接出会った人に依頼するのが僕のルール)
これが勉強になる。



(在宅勤務の食事は手早く済ませる。彩り、バランスよく)


たった一行を翻訳するにも、
背景となる時代、筆者を取り巻く文化、
固有名詞などを理解しなければ
誤訳の恐れが生まれる。
時間のかかることだが、
僕はそれを大変と思わず、楽しんでやっている。
自分だったら気づかなかった
同僚のSomething Newを深く調べるうちに
自分なりのSomething Newが付随して見つかることが多い。


1,000字程度の小さなコラムだから、
原稿用紙一枚いくらの翻訳料金だったらとても生活できていない。
会社に勤務し、仕事として承認されているから
僕が必要と思う時間をかけられるのが有難い。
おかげさまで評判も上々のようで、
ときどき週間アクセスランキングにも顔を出す。



(木村青果で緑黄野菜を仕入れ、常備菜のおひたしを作っておく)