串カツと国の未来


一週間分の仕事がようやく終わった。
あるパーティが某所で開かれていたのだが、
これから大勢の人たちに会う気になんとなくなれず
バス、電車を乗り継いで世田谷16番・若林の天神湯にひとり、つかる。
ミストの湯船が心地よい。



湯から上がり、東急世田谷線で二駅乗って世田谷駅下車。
串カツ田中」を再訪する。
仕事であちこちささくれだってしまった気持ちを
どことなく癒してくれる雰囲気の店である。
ハイボール、黒ホッピー片手に大阪風串カツをいただく。



総理が替わった。
国民の期待を背負って政権交代したが一年持たなかった。
次の参議院選挙では民主党自民党も大勝するとは思えず、
日本の政治がまた流動的になるだろう。


連立の組み合わせ次第で
小政党でもキャスチングボートを握ることになる。
すきまを探して、思惑を抱えて、
政治家が走り回り、威勢のいい言葉を吐く。



少数の人がすべてを決めてしまう政治は怖いが、
あらゆる決定が遅れてしまう政治では国の未来が心もとない。
国家がこれだけ揺らいでいるのだから、
業界や会社組織が右往左往するのは避けられないことだな、
と生キャベツをかじりながら考えている。