東京銭湯お遍路、88湯結願


イチローの大リーグ10年連続200安打、日米通算3,500安打、
白鵬の62連勝(歴代3位。継続中)などの大記録とは
比べるべくもないのは充分承知している。
昨日10月11日、東京銭湯お遍路88湯めぐりを結願。
88湯目は調布2番・梅の湯だった。
現在、東京都公衆浴場組合に申請中である。



思えば2年前、史上最大約64兆円の負債総額を出し、
連邦裁判所に連邦破産法第11章を申請した
リーマン・ブラザーズの事件が明らかになった2008年9月15日。
その三週間後、10月4日に
地元の井戸水銭湯E湯を起点にお遍路を始めた。
無論、リーマン・ショックがきっかけで始めた訳ではないけれど。



以来、約2年、すきま時間を見つけては東京を歩き、
はたまた自転車でめぐり、88湯を訪れてきた。
それ以外にも地元E湯にはほぼ週に一度は通う身なので、
いったいどれだけ銭湯が好きなんだと言われれば
返す言葉とてない。



季節ごとに秘湯会で訪れる山の湯、
都心に次々と誕生したスーパー銭湯とは違い、
地元の人が日々の暮らしの中で通う銭湯はそれだけ味わい深い。
近隣の飲食店を湯上がりにふらり覗くのも一興。
これからも記録にこだわらず、
東京暮らしを銭湯の視点で楽しんでいきたい。